「ブラック校則」,「いじめの隠蔽」,「不適切指導」全ての原因は「人権意識の麻痺」にあるからくるのでは?-1

 どうも,教育の実態です。このブログでは,教育の実態から今の教育の課題とその解決策について模索していこうと思います。ここで述べさせていただくことはあくまで,私の知り得る一例であり,全てに当てはまることではないことをご了承の上ご一読ください。解決策等について私の考えを述べるので,「こう考える人もいるんだな」程度で参考にしていただけたら幸いです。本記事の内容の通りに行って不利益が生じたとしても責任は負い兼ねますのでよろしくお願いします。

 

 このブログは,「学校の実態について知りたい児童生徒」,「学校教育の実態について知りたい保護者」,「これから教員になろうと考えている学生」,「これからどうしたらいいか悩んでいる教員」の方などに向けております。

 

 さて,今回のテーマは「ブラック校則」や「いじめの隠蔽」,「不適切指導」などの現状の学校教育で問題となっている多くの事象についてなぜそのようなことが起きているのか,ではどうしたらその事象を解決に導いていけるのかについて考えていこうと思います。

 

 結論から言って私は「人権意識の麻痺」に原因があるのではないかと私は考えます。つまりは,相手のことを思いやれないということです。しかし,「じゃあ,先生たちが子どもたちのことを考えてないんだ。だったら,子どものことを真剣に考えない先生たちが悪いんだ。」という思考になりそうですが,少し落ち着いてください。私はそう言いたいのではありません。この記事では,「なぜ,教員は子どものことを考えることができないのか」について深掘りしていき,「教員が子どものことを考えることができるようになるにはどうすればよいか」について考えていこうと思います。

 

1. なぜ教員は子どものことを考えることができないのか

 「ブラック校則」や「いじめの隠蔽」,「不適切指導」の原因が「人権意識の麻痺」であることはなんとなく理解できるのではないのかなと思います。しっかりとした人権意識を持っていればそのようなどう考えても間違っていることを行うとは思えません。しかし,なぜ子どものために働くことが仕事のはずの教員が子どものことを考えないのでしょうか。それは,「考えない」のではなく,「考えることができない」です。その理由は大きく2つあると思います。それは「多忙」と「麻痺」です。それではそれぞれ順番に見ていきましょう。

 

 「ブラック校則」,「いじめの隠蔽」,「不適切指導」全ての原因は「人権意識の麻痺」にあるからくるのでは?-2                     に続きます

 

 今回の記事を書く上で考えのヒント参考にさせて頂いた書籍に触れさせていただきます。

情報文化研究所の"情報を正しく選択するための認知バイアス事典"です。偏った思考を持つことで正しく情報を受け取れなくなっているかもしれません。実際にどんな偏った思考があるのでしょうか。

 

 

  気になった方はどうぞ。

 

 次回の教育の実態では,子どものことを考えられない教員の理由について考えていきたいと思います。 See you next time.